「胎教ってなんだろう」
「胎教って何をすればいいのかな?音楽を聞けばいいらしい」
こんな風に思っているパパいますよね。ぼくがそうでした。
今回は赤ちゃんとの出来事から胎教について調べ考えてみましたので紹介していきたいと思います。
きっかけはママのお腹に顔を当てながら・・・・
ママに膝枕をしてもらいながら、お腹に顔をあてていました。
テレビで自分の好きな音楽が流れていたので、なんとなく口ずさんでいたところ・・・・!
ぼくの顔のあたりを赤ちゃんが叩きました!!
「ポコッ」
っていう感じです。
その後も歌っていると、赤ちゃんから何度もポコポコと反応が・・・・。
思わずうれしくなってしまいました。まるでぼくが歌っている場所をめがけてキックしているようで、しっかりと外界の音が聞こえてるんだなと実感しました。
生後5ヶ月ごろから外の音が聞こえる
どうやら赤ちゃんは生後5ヶ月〜7ヶ月ごろから耳が発達し外界の音が聞こえるようになるようです。
ママとパパの会話もよく聞こえているようです。
ちなみにこの時期から赤ちゃんの言語がきまってくると言われています。
考えてみれば、英語圏であれば英語が聞こえてくるわけですし、中国語圏であれば中国語が赤ちゃんには聞こえてくるわけですから当然ですね。
お腹にいるころから英才教育?
そのお腹の中にいる間から言語が決まるということから、妊娠中の英語教材まであるようです。(笑)
妊娠中に赤ちゃんに英語を聴かせて、産まれたあとの教育をスムーズにするというかたちで使われるらしいですね。
しかし全く根拠の裏付けがないものです、鵜呑みにするのはよくありませんね。
妊娠中の「胎教」とは?
こういった風に安定期に入る頃にだれもが胎教という言葉を意識していきますよね。
しかし色々調べたのですが、そもそもどの胎教にも科学的根拠はありません。
- 胎教でクラッシックを聞くのがいい
- 胎教で英語を聞くのがいい
- 胎教で毎日赤ちゃんと話すのがいい
などなど色々ありますがどれも赤ちゃんにいいのか特に根拠がありません。
妊娠中に最も大切なのは・・・・この3つ
胎教が科学的根拠がなく少しうさんくさいと思ったので自分なりに妊娠中に大切なことを、調べて考えてみました。
妊娠中のママに特に大切なのは3点です。
- ママのリラックス(ホルモン分泌)
- 正しい食事制限(母体の健康維持)
- 適度な運動をする(胎児への血液循環)
ママのリラックスでオキシトシン
妊娠中はママがリラックスすることで「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
これは別名愛情ホルモンといいママと赤ちゃんの信頼関係に非常に大事なものです。
赤ちゃんの多幸感もオキシトシンによってもたらされ脳の発達に影響するとはっきりと言われています。
正しい食事制限
また正しい食事制限は母体の健康維持に必要です。
例えば妊娠中に炭水化物や果物を多く摂取すると妊娠糖尿病の恐れがあります。
また厚生労働省のHPにも書かれているように生魚からの水銀摂取量に注意したり、胎児へ悪影響を及ぼすものをなるべく排除することが正しい食事制限です。
参考:お魚について知っておいてほしいこと
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妊娠中は糖尿病に注意!ママの食生活をしっかりと管理しよう
妊娠中は糖尿病になりやすいって知ってますか? お腹の赤ちゃんのためにもしっかりと理解しておきましょう。
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適度な運動
そして適度な運動。運動はママの血流をよくします。
妊娠中の赤ちゃんの栄養源はママの血液からですから血流が大事であることはいうまでもないですよね。
激しい運動までをすると胎児にダメージがあるのでウォーキングを30分など無理のない範囲での運動が望ましいといわれています。
妊娠中のママのリラックスや多幸感、運動や食事制限こそが「胎教」
産まれてくる子供に期待しないパパやママはいないと思います。
英語教育をしたほうがいいのか、どんな音楽をきかせたらいいのか・・・
などなど色々考えてしまいますよね。
しかし基本的なことを理解して何より赤ちゃんが健康に産まれることを最優先にして、正しい生活をおくること。
これが真の胎教ではないでしょうか。
クラッシックを聞く!や英語教材がいい!という情報に惑わされないようにしましょう。