パパの育児

妊娠中の妊婦や産後の授乳期間は寿司や刺し身を食べてはいけないのか?

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先日、長男が産まれました。可愛すぎてiPhoneの写真フォルダが埋め尽くされてます。

毎日子育て奮闘中なのですが、ちょっとお疲れ気味のママが「お寿司食べたい・・・・」とボヤています。

妊娠中や授乳中の生魚(寿司/刺し身)は危ない?

みなさんも「妊娠中は寿司を食べてはいけない」というような話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

それに対して「一週間に1度ぐらいならOK」という意見や「生じゃなくて炙り系だったら問題ない」とか色々聞いたことがあります。

しかし正確なことが分からず、気になるので調べました。

信頼できる情報を探す方法は?

ちなみにこういうときに「妊娠中 寿司」などで検索すると、色々なサイトがズラッと出てきますよね。

問題はこういうサイトが信頼できるか?ということです。

iPhoneの使い勝手がどう、とか空気清浄機がとかそういう口コミを調べるときはこういったサイト達でも気にならないんですが健康問題となると別です。

大事なことほど、ちゃんと調べたい

健康に関わること、命にかかわること・・・など大事なこと、これらをネット上の誰が書いたか分からない情報を元に行動するのは危険です。

ちゃんと調べたいですよね。検索して出てきた情報は、基本的に疑ってかかるべきです。(このブログもね)

 

そんなときに、ぼくがよく参考にするサイトは厚生労働省のHPです。

 

実は 厚生労働省のHPは驚くほど役に立つ情報があります。

また情報の信頼制という面では、国のお墨付きという部分でバッチリですよね。(営利目的じゃないので、情報が歪曲されることはなくなります)

寿司や刺し身は食べて良い

本題に戻ります。

厚生労働省に妊婦や授乳期間中の魚介類摂取についての情報がありました。

結果、寿司や刺し身の鮮魚系を含む魚介類を食べても問題はありません。

以下、厚生労働省HPの引用です。

【魚介類の摂食と水銀】

魚介類(クジラ類を含む。以下同じ。)は、良質なたんぱく質や健康に良いと考えられるEPA、DHA等の高度不飽和脂肪酸をその他の食品に比べ一般に多く含み、また、微量栄養素の摂取源である等、健康的な食生活にとって不可欠で優れた栄養特性を有しています。
魚介類はこのように利点が多い食材ですが、反面、自然界に存在する水銀を食物連鎖の過程で体内に蓄積するため、日本人の水銀摂取の80%以上が魚介類由来となっています。また、一部の魚介類については、特定の地域等にかかわりなく、水銀濃度が他の魚介類と比較して高いものも見受けられます。
水銀に関する近年の研究報告において、低濃度の水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告がなされていることを踏まえ、妊娠中の魚介類の摂食について以下の注意事項を公表しているところです。
厚生労働省が実施している調査によれば、平均的な日本人の水銀摂取量は健康への影響が懸念されるようなレベルではありません。特に水銀含有量の高い魚介類を偏って多量に食べることを避けて水銀摂取量を減らしつつ、魚食のメリットを活かしていくことが望まれます。

引用元:魚介類に含まれる水銀について|厚生労働省

魚介類は、妊娠中や授乳中の栄養素として大事でありつつも水銀の濃度には注意をしましょうという内容ですね。

そして水銀が悪影響といっても、普通の食生活レベルであれば健康への影響は心配ないということです。

できれば気をつけたいこと

平成22年に改定されたガイドラインには、以下の摂取量に気をつけましょうという内容がありました。

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まあクジラとマグロ、イルカばかり食べなきゃ大丈夫って感じです。(そんな人いる?)

もし妊娠中/授乳期間中なら下記の注意事項を一度読んでみるといいと思います。

参考:妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項

胎児向けのガイドラインであって幼児は全く心配ナシ

ちなみに上記の注意事項は胎児向けのガイドラインです。

幼児には魚介類の影響はありません、むしろ栄養価の面から積極的に食べさせましょう。

以上、「妊娠中の妊婦や産後の授乳期間は寿司や刺し身を食べてはいけないのか?」でした!

明日は寿司食うぞ!

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