陣痛と一言にいっても色々なパターンがあります。
陣痛がきた!・・・なくなった?
我が家の出来事ですが、深夜4時頃に陣痛がきました。
陣痛の感覚をタイマーで計測し、病院に電話で相談。
「陣痛が10分感覚になったら病院にきてください」
そう言われ準備をしました。
一向に強くならない陣痛
しかし朝になって陣痛の感覚がなくなってきたというママ。
何でだろう?と思いしらべたら微弱陣痛ということが分かりました。
いつも参考にしている以下のサイトにも書いてありました。
参考:微弱陣痛とは?原因や症状は?前駆陣痛との違いは? - こそだてハック
これからパパになる人には、出産間近になって焦らないように陣痛の種類を把握しておくといいですよ。
- 前駆陣痛
- 微弱陣痛
- 本陣痛
この3つについて紹介していきます。
前駆陣痛
これは陣痛というよりは出産前の予行演習みたいなものです。
前駆陣痛の特徴は以下のとおり。
- 痛みの感覚が不規則(一定でない)
- 痛みの強さや長さが不規則
- 子宮口は開いていない状態
前駆陣痛は出産前に、子宮をやわらかくするためにおこります。
横になったり姿勢を変えたりして痛みが収まる場合は前駆陣痛の可能性が高いです。
微弱陣痛
これが今回の記事のケースです。
微弱陣痛はなんらかの原因で本陣痛に至らない陣痛です。
母体側の原因
子宮筋腫や奇形などによって子宮の収縮が妨げられたり、多胎妊娠や羊水過多などで子宮筋が伸びしてしまっていることなどが原因になります。そのほか、骨盤がいびつなどでうまく赤ちゃんからの圧力が活かせない、太り過ぎで子宮周りに脂肪がついてしまってうまく収縮できない、疲れや精神的なストレスで陣痛が弱まってしまう、などが原因となることも。
胎児側の原因
赤ちゃんが大きく育ちすぎると、子宮が伸びてしまい収縮が難しくなることもあります。ほかに、逆子など胎児の位置が原因で子宮口に降りていけず、陣痛が弱まってしまうことがあります。
はっきりとした原因を特定することはできませんが、本格的な陣痛に至れない状態ということでいい状態ではありません。
対策としては微弱陣痛がきたとき運動をしたりストレッチをすることで陣痛を促進させること。
また、リラックスできるように、お風呂や足湯で身体を温めることが重要だそうです。
どちらにせよすぐに医者に相談して判断を仰ぐことを忘れてはいけません。
微弱陣痛になった場合は、そのまま陣痛を待つか、陣痛促進剤の投与をして分娩・・・などケースバイケースのようです。
我が家の場合は、以下の3つどれかが発生したらすぐに病院にきてくださいとのことでした。
- 出血があるとき
- 破水したとき
- 胎動が減る&なくなったとき
この判断も医者に相談しないとわかりません。 そのためにも繰り返しになりますが、必ず病院に連絡しましょう。
本陣痛
本陣痛は言葉のとおり本番の陣痛です。
特徴は一般的に知られているような下記の特徴があります。
- 規則的な痛みで感覚が短くなる
- 姿勢を変えても痛みが変わらない
- 子宮口が開いていく
では「ものすごく痛くて感覚が規則的=本陣痛」かというとそうでも無いらしく定義が決まっているようです。
子宮内圧
● 子宮口が4〜6cm:10mmHg以下だと微弱陣痛
● 子宮口が7〜8cm:10mmHg以下
● 子宮口が9〜第2期:40mmHg以下陣痛の間隔
● 子宮口が4〜6cm:6分30秒以上
● 子宮口が7〜8cm:6分以上
● 子宮口が9〜10cm:4分以上
● 子宮口が第2期:初産4分以上/経産3分30秒以上陣痛の持続時間
● 子宮口が4〜8cm:40秒以内
● 子宮口が9〜第2期:30秒以内
陣痛がきて病院に行ったけど家に戻された!なんていう話をききますが、本陣痛にはなっておらず微弱陣痛と判断されたケースです。
このように陣痛を見分けるのは難しいようです。
初めての出産ならなおさらですね。
まとめ
パパはざっくりと以下のように覚えましょう。
- お腹が張ってる・・・ちょっと痛い→前駆陣痛
- 痛みが定期的にくるけど一定ではない→微弱陣痛
- 痛みがかなり強く規則的→本陣痛
陣痛に色々ケースがあることを事前に理解しておくと「お腹が痛い・・・」「陣痛がキタ!!」と短絡的な判断をせずにすみます。
出産前の不安があるので、病院への連絡やママの状態を調べること&理解することを率先してやっていきたいですね。
なんにせよ、出産直前の時期は神経質になるぐらいでちょうどいいのです。