レス・ギブリンの「チャンスがやってくる15の習慣」を読みました。
人間の本質について書いたいわゆる原理原則についての内容です。
![]() | チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People レス・ギブリン,渋井 真帆 ダイヤモンド社 2007-03-02 |
この本はこんな人向け
- 「人間」についての原理原則を知りたい人
- 人を褒める方法、注意する方法について良い方法を知りたい人
- 交渉に強くなりたい営業マンの人
15の習慣のそれぞれについてスレッド形式で
本書は15のパートに別れており、それぞれの習慣についての詳細説明の後に習慣化するための秘訣が〜5つほど書かれています。
個人的にメモしたものを下記に引用しました。
人間は自分にしか興味がない、と知っておく
「人間は自分にしか興味が無い、と知っておく」
あなたの目の前にいる相手は、自分自身のことに関心をもっているのであって、自分以外の人、つまりあなたのことには関心がないのです。
このことをしっかりと胸に刻んでおきましょう。
このことについてはデール・カーネギー著の「人を動かす」でも深く解説されています。
[書評]デールカーネギー著「人を動かす」
人間は自分に最大の関心がある、ということを理解して人と接すれば、人に好意的に思われることができます。
単にゴマすりをするという意味ではなくてその人の「自己重要感」を満たしてあげるのが大事だということが書かれています。
人は何に頼るのか?
「人は何に頼るのか?(何を基準を買うのか?)」
- 1%----味覚
- 1.5%--触覚
- 3.5%--嗅覚
- 11%---聴覚
- 83%---見た目
いかに人間が視覚からの情報で物事を判断するかが分かる言葉ですね。
裏を返せば「見た目」がクリティカルということなので、物事に注力することの優先順位もわかってくる言葉です。
相手のミスに怒りで反応しない
「相手のミスに怒りで反応しない」
ミスを指摘して、相手を納得させられるかどうかのカギは、ミスを指摘する側の心の持ちようにあります。
ミスを指摘して相手を納得させるためには、必ずまもらなければならない7つのルールがあります。
相手のミスを指摘する際の心構え、ルールについて書いてあります。
感情で指摘をしてはいけない、その人自身ではなく行為事態を批判する、など思わずなるほど、と思ってしまうルールがかかれています。
その他にもこんなルールについて書かれています
- とにかく同意する
- 聞き役に徹する
- 「ありがとう」と、声に出す
人間について、人間が喜ぶ瞬間について知りたい人は読もう
その他にも「説得力のある話し方」「イエスをもらう可能性が上がる話し方」などの紹介もされています。
人間の本質について学ぶことで、仕事にもプライベートにも活かせる習慣が身につけられます。
1時間で読める本なので是非読んでみましょう!
![]() | チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People レス・ギブリン,渋井 真帆 ダイヤモンド社 2007-03-02 |
ではまた!